1人暮らしだと、魚を食べる機会って減りませんか？
魚は好きだけど調理するのがおっくうだし、煮たり焼いたりするよりお刺身で食べる方が好きなこともあって、私はめったに魚料理はしないんですが、干物を頂いた時によくやるのが、干物茶漬け。干物って、モノによっては塩が効きすぎていたり、パサパサだったりするんですが、お茶漬けにするとそれが気にならなくなるのでオススメです。アジやサバの干物で、是非お試しあれ！
干物は冷凍保存していることが多いので、冷凍のままフライパンへ入れてしまいます。最初のうちはフタをして蒸し焼きに、あとはフタを取ってこんがりと焼き色がつくまで焼いたら、フライパンの上で身をほぐし、骨を取り除きます（フライパンの上で骨を取っちゃうところがずぼらポイント！）。骨は丁寧に取ってくださいね。お茶漬けにした際にノドに刺さると痛いです。
どんぶりに温かいごはんを盛り、ほぐした身をのせ、そこにシソ、ミョウガ、ネギ、わざび、白ごまなどをたっぷり。薬味はあるものをお好みで、梅干しは味の決め手になるのであった方がいいです。
あとは、食べる直前にダシ汁（といっても私は顆粒ダシを溶かすだけですが）をかけてサラサラと。食欲がない時などにもさっぱりと食べられ、栄養もしっかり摂れるお茶漬けです。
フライパンを使って焼けば、グリルに比べて後片付けが楽だし、身をほぐしてしまうので姿が崩れても全然OK。ちょっとお行儀は悪いのですが、私はいつも、ビールを片手に骨を取り除きながら（身をつまみつつ骨までしゃぶる勢いで）晩酌タイム、〆としてお茶漬けを食べる、という流れでやってます。この食べ方は1人じゃなきゃできませんけどね。
あらかじめ骨を取り除くことで、食べ終わった後に皿に骨の残骸が残らないところも気に入っています。