それまでは、ていねいな暮らしをブログに綴る主婦が使うモノだと思っていたハッカ油、使ってみたら、それはそれはズボラにぴったりの万能オイルでした。
前回は、トップバリュのアルコール除菌スプレー詰め替え用にハッカ油を垂らして、家中にシュッシュしているお話でしたが、今回はその他の使用シーンをお話しします。
入浴時に
これは暑い季節限定ですが、入浴時に浴槽にポトポトとハッカ油を落としています。立ちあがる湯気のスースー感とは裏腹に、身体にはじんわり熱さも感じて、出た後はサッパリする感じ、どれも夏にはありがたい。入浴剤って、効能は捨てがたいんだけど、カラフルな色がどうも苦手。残り湯を洗濯に使うこともあって、お湯は無色透明であって欲しい私には、ハッカ油は優秀な入浴剤です。
そうそう、シャンプーやボディソープにもハッカ油を混ぜれば、わざわざ買わなくても夏用爽快バージョンになります!
ただし、原液は刺激が強いので肌の弱い方は注意。
洗濯時に
洗濯にお風呂の残り湯を使う私にとっては、入浴時にハッカ油を入れると、次の日の洗濯時にも爽快感が残っているので、(あくまで気分ですが)残り湯でも抵抗なく使えます。
部屋干しをする際の洗濯には、すすぎの途中でフタを開けて2,3滴。洗濯物がよりキレイに洗えた気分になるし、干す時も部屋にほんのりさわやかな香りになるのも気に入っています。乾けばほとんど香りは残りません。柔軟剤を使いたくない洗濯時には重宝します。
アイロン時に
40を過ぎると、体型隠しのため、夏にはシャツを着ることが多くなりました。そうなるとアイロンがけが必須なのですが、私はもうホントにアイロンがけが大嫌い(ズボラですからね)。シャツのストックが無くなるまでアイロンがけを先延ばしし、「明日来ていくシャツがない!」とギリギリまで追い込まれて仕方なくアイロンをかける、の繰り返しなのです。
アイロンがけをする時に、水にハッカ油を混ぜたものをリネンウォーターとしてスプレーしながらアイロンすると、若干アイロンがけの嫌度が減る気がします。ハッカ油が万能と言えど、こればっかりは「ハッカ油でアイロンがけが楽しく!」とは思わないけど(先延ばしは相変わらず)、スーッとした香りが広がるのはちょっと気分が良くなります。
ゴミのニオイ消しに
なるべくニオイが発生しないよう、小さなレジ袋でゴミをまとめていますが、それでも収集日までに置いておくと、ニオイが気になります。袋を縛る前にハッカ油を1滴垂らして、生ゴミのニオイをごまかしています。
ホホバオイルに
パサつく髪をしっとりと落ち着かせるのに、どんなスプレーやジェルよりも効果を実感しているホホバオイル。これにも「ちょっと鼻につく意識高い系のナチュラリストが使ってるやつ」的な反抗心があったのですが、いざ手にしてからというもの、髪にはホホバオイル以外は一切つけなくなりました。ホホバオイルって、髪だけじゃなくて顔にも身体にも使えるし(ズボラ的にもありがたい)、塗ってしばらくすれば肌になじんでくれるから、ベタベタ感が残りにくいんですよね。使いやすいし効果はあるし、ですっかりホホバのファンになった私ですが、やはりオイルだけに、夏はちょっと重い。
そんな時にホホバオイルにハッカ油を数滴垂らすと、重さの中にスースー感を感じて、格段に使いやすくなる!のです。夏でもパサつきがちな髪にホホバオイルを欠かせない私としては、ハッカ油のスースー感は本当にありがたい。
私は無印良品のホホバオイルを愛用。ポンプ式の大サイズを小サイズのボトルに移しながら使い、小ボトルの方にハッカ油を垂らして夏バージョンにしています。
アロマテラピー的効果として、イライラを解消して前向きにしてくれ、集中力アップさせてくれたりもするらしいですよ、ハッカ油。ズボラの精神も改善してくれるなんて、なんて優秀なんだ、ハッカ油!ということで、あらゆるシーンで使いまくってます。
「あのニオイ苦手なんだよね」という人や、妊娠中の人、ペットを飼っている人にはお薦めできませんが、簡単に使えて、効果絶大な万能オイルは、ズボラにぴったり!是非お試しあれ。