パワースポットへ行く前に、スイーツタイム。先ほどの工房に置いてあった雑誌の情報を頼りに向かったのは、【そば処 やぎや】。
沖縄そばの名店でありながら、甘味でも有名なんだとか。このお店の建物は、国の登録有形文化財にも指定されている伝統的な琉球様式の古民家で、建物を見るだけでも価値あり。
〈やぎや 沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172〉
それにしても沖縄の言葉は簡単には読めませんね。斎場御嶽と書いて【セーファウタキ】と読むそうです。ここは琉球王国の創生神がつくった聖地の中でも、最高の聖地とされる場所だそう。いわゆる“パワースポット”ってところですね。
山道を歩くだけで結構ハードだったのと、見学者が多かったこともあり、説明書きなどをじっくりと読む余裕はなかったのですが、石畳の山道を歩き、そこにそびえ立つ岩肌や生い茂る草木を見るだけでも、どこか神聖な心持ちになる場所で、思いがけずネイチャー体験ができました。
若い子たちが楽しそうに撮影大会。私たちも20年前はこんなだったのかな。
〈斎場御嶽 沖縄県南城市知念字久手堅539〉
ここからは、今回の宿のある本部町目指して北上します。
今回の宿に選んだのは、1棟貸しのコテージ。ホテルもいいんだけど、今回はちょっとアクティブに動きたかったので、自由度の高そうなこちらに。このコテージでは、庭でバーベキューもOKとのことだったので、途中でイオンに寄り、肉や野菜の買い出し。もちろん、お酒も買い込みます。
大型ショッピングセンターと外食チェーン店は沖縄でも同じなんだなー、と沖縄も地元と全く同じ看板が並ぶことにちょっとガッカリしつつ、こういうお店が心強いことも確か。でも同じだと思って入ると、そこに並ぶ商品は地方によって結構違うんですよね。ここではレタスなどの野菜の値段が異常に高くて、ここは沖縄なんだと再認識。沖縄そば用の麺が多数ラインナップされていることにも驚きました。
さすがだと思ったのは、みんなの買い物の仕方。バーベキューの時ってどうしても「アレも買っちゃえコレも食べたい!」と勢いで買ってしまいがちですが、この歳のオンナは違います!絶対に無駄が出ないよう、1人が食べられる量をキッチリと計算しながらチョイス。下ごしらえが必要なものはパス、食材にメリハリをつけ、贅沢をするところと抑えるところのバランスを考え、予算は抑えながら満足度の高い食材を吟味したのでした。
午後7時、宿にチェックインすると、ソファに腰を下ろす間もなく、速やかにバーベキューの準備。食器や調理器具は揃っており、事前にバーベキューをする旨を伝えておけば、器材一式は貸してもらえます。
まずは沖縄の地ビール【ニヘデビール】で乾杯、その後はオリオンビールを飲んで歓談。時々雨に降られたけれど、お酒も肉も、最高に美味しかった!
バーベキューの後は場所をリビングに移して、チーズとワインでくつろぎタイム。朝が早かったせいか一気に酔いが回り、一旦ベッドに横になったらもう起き上がれず。電池が切れたように眠ってしまったのでした。