目が覚めてコップ1杯の水を飲んだら、突然胃の具合が怪しくなって、トイレへ駆け込むこと数回。どうやら昨日のとどめのワインがダメだったようで、近年珍しく二日酔い。
マジかー!参ったなー、もしかして今日1日棒に振ってしまうのか!?もー、沖縄にまで来て何やってんの??と自分の脇の甘さに腹を立てながらも、しばらくの間どうにも動けず。
3人が「お腹空いたねぇー!」と元気に活動し出すのを横目に、1人ベッドに横たわり、静かに目を閉じているしかありませんでした。
あぁ…朝イチでフクギ並木を散歩するはずだったのにぃー!(涙)
頭痛、吐き気と2時間ほど格闘し、全て出し切ったところでようやく少し楽になって、3人が買ってきてくれた梅味のスープを飲んだら、何とか動けるように。ホッ…
二日目はまず、海から。
備瀬崎は干潮の時間、岩場で魚を観察することができます。これが見たくて、水着とシュノーケルを持ってきていたので、気合で二日酔いと闘ったようなもんです。
海を覗けば、そこはもうお魚天国。上から見るだけでも、色とりどりの小さな魚たちを見ることができます。それでもせっかく水着で来たので、海の中へ。
浅いところに魚がウジャウジャいるので、泳ぐというより屈んで顔を水につける程度ですが、気分はダイビング!(大げさ)。逃げるどころか、足をつついてくる魚もいて、しばしの間童心に帰って魚と戯れました。が、陸からその様子を見ていたYちゃんとNちゃんは、時折1人で声を出して笑っている私が気持ち悪かったそうです。
かれこれ10年以上も海に入っていなかったし、ラッシュガードを着ているとはいえ、水着になることにも抵抗があったけれど、慣れてしまえばこっちのもの。誰もこっちのことなんて見てやしないし、恥ずかしがってやりたいことを遠慮するのは損です!
海で清められたのか、海から上がった時には二日酔いから完全に復活。さっきまで何も食べられなかったのに、空腹絶好調!宿に戻って支度をして、沖縄そばのお店に向かいました。
【今帰仁そば】は、メイン通りから少し中に入ったところの古民家のお店。この建物はとてもキレイに手が入れられていて、至る所にカワイイ演出がしてあって、いちいち絵になります。
空腹にやさしいダシが染みわたって、まさに生き返る思い。料理が運ばれてくるまではうるさくしゃべっていたのに、会話も忘れ黙々と食べ続けたので、お店の人が何事かと様子を見に来たほど。美味しかった!
次に向かうは、【読谷やちむんの里】。と、その前に、明日の朝食に食べるパンを購入。行程にちゃっかり明日のごはんの準備まで組み込んじゃえるところは、さすが!
旅先でパン屋さんに入るなんて初めてだったのですが、こういうのも新鮮で面白い。ちょっと地元民ぶったりして。
ここで買ったパンは、結局次の朝食べられなくて(二日酔いで手をつけていなかったおにぎりが残っていた)、帰宅後自宅で食べたのですが、それでも美味しかったから、焼き立てはもっと美味しかったんだろうなぁ。
〈Pain de Kaito パン・ド・カイト 沖縄県名護市字宇佐の森4-2-11〉