ハンドブレンダー MQ738 を買う(後)

ハンドブレンダーを衝動買いした結果、

「買ってよかった!」

と心から思ってます。
っていうかなぜもっと早くハンドブレンダーの存在に気付かなかったんだっていうくらい。

ハンドブレンダーに変えたことで、今まで感じていた、スムージー作りの際のストレスが、ほぼ全て解消されました。

 

「もったいない!」が減った
付属の樹脂製カップは、今まで使っていたミキサーのガラス容器に比べて小ぶりで軽く、扱いやすい。シンプルな円筒形だから、カップに付いたスムージーをスパチュラでぐるりと取り切れます。ミキサーのガラス製の容器は重いし、底が複雑な形だから、とにかく扱いにくかった。

 

後片付けも楽に
全てのパーツが洗いやすくなった。シンプルな構造でパッキンがないのもGOOD。ブレンダーのシャフト部は水で洗い流すだけでほぼ汚れが落ちます。洗った後、カゴの場所を取らないのもうれしい。

 

パワーアップした
以前のミキサー(225W)に比べてずいぶんコンパクトになったのに、パワーはアップしているから(400W)、野菜の繊維が刃に絡まることがなくなった。今のところ絡まったことはないけれど、もし絡まってしまった場合も、シャフトを取り出して刃の部分を確認できる。一方ミキサーは、容器の底に刃がついているから、作りかけの液体を取り出さない限り、刃の様子を確認することができず、これがかなり面倒でした。心配していた飛び跳ねも、全然大丈夫でした。

 

 

何より、ハンドブレンダーにしてよかったのは、アタッチメントでミキサーではできなかった使い方ができること。これはあくまで独り暮らしの私にとって、という前提付きになるのですが。

私の場合、しょっちゅう買い物に行けないこともあって、買い物の際にはメニューを決めないまま、「とりあえず豚肉買っとくか」という感じでしか買わないんですよね。

だから、ミンチ肉を買おうって気にはほぼならず、ミンチが必要な時は、在庫にある肉を適当に細かく切って使っていました。

でもミンチって、ハンバーグや餃子を作る時は別にして、ちょっとだけ欲しい時って意外と多くないですか?

わざわざミンチを買ってストックしておくのって面倒だけど、少しあると味が違うし、ないと物足りない。ミンチって、独り暮らしには悩ましい食材なのです。

アタッチメントのチョッパーを使って、ミンチが欲しいその時に、ストック肉をミンチにできるのは、私にとって革命的でした。マーボー豆腐にちょっとミンチ欲しい、みたいな時に重宝しています。

ちなみに、MQ738には、チョッパー以外にスパイスグラインダーと泡立て器もついているのですが、まだそれらの使用はありません(手の込んだ料理は作らないもので)。

まだまだ全機能を使いこなすところまでいっていませんが、私は今のところ大満足。ハンドブレンダーって、これまで、離乳食を作る人とか、手の込んだ料理をする人向けだとばかり思っていましたが、意外に独り暮らし向きなのかもしれません。

あ、あと。
購入時、店員さんの説明を鵜呑みにしちゃいけないなー、と思いました。

「今日買って帰ろう!」と決めた後、どのハンドブレンダーにしようか迷っていた時、シリーズごとの違いが判らなくて、近くにいた店員さんを呼び止めました。使用目的を聞かれ、「メインで使うのはスムージー」だと答えると、すぐさま「それならミキサーの方が絶対いいです!」と、私がこれを機に見限ろうとしていた、まさにそのミキサーをおススメされました。

「それ、持ってるんです。今までそれを使ってて、パワーはないし洗いにくいしであまりにも使い勝手が悪いので、ハンドブレンダーを検討しているんです」と言うと、店員さん、「私はミキサーにはあまり詳しくないので・・・」と一気にトーンダウン。取扱説明書を調べて、違いを教えてくれたのは良かったのですが。

まぁ、あの年恰好のオジサンで日常的にミキサーやブレンダーを使いこなしている人なんていないでしょうから、四角四面な説明なのは当たり前なのかもしれません。私は傍から見たら、きっと普通の主婦に見えるでしょうし、1人用じゃなく家族の人数分で使うんだったら、ミキサーや本格的なプロセッサーの方が良かったりするかもしれないですしね。

 

だから、きっと他の人には当てはまらないと思いますが、私の結論。

独り暮らしなら、ミキサーよりハンドブレンダーがいい!

と思います。