最近、「このくらいの量なら大丈夫」と思って飲んだお酒が、翌日に残ります。
顔も赤くならず、千鳥足にもならず、毒舌が少しだけ増す程度であまりハイにもならず、記憶を失くしたりもしないので(かわいく酔えないというのは、オンナとしては非常に損だと思う)、お酒の席で醜態をさらすことはないけれど、その代わりいい思いをしたこともなく。その場では酔ってしまった友人のお世話係をするほどしっかりしているくせに、翌日は二日酔いに襲われます。ゲロゲロだった友人から「昨日はありがとー、今日はすっかり元気!」なんてメールが来る中、誰にも心配されず、1人苦しむという理不尽。
最近、自分の算段と実際のズレが顕著になってきたので、自分とお酒について、改めて調べてみようと思い始めました。何事も、「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」、です。
ネット検索によれば、自分がお酒に強いのか弱いのか、あるいは受け付けない体質なのかを手軽に調べる方法に、【アルコールパッチテスト】があるとか。
アルコールは体内で、まずアセトアルデヒド(有害物質)に分解され、そのアセトアルデヒドはALDHという酵素によって酢酸に分解され、無害化されるらしいのですが、そのALDHの働きが悪いと血液中のアセトアルデヒドが増え、頭痛や吐き気などを引き起こします。日本人には遺伝的にALDHが全く働かないタイプの人もいる(4%)とのことで、自分がどのALDHのタイプ(活性型・低活性型・不活性型)なのかを知ることができるテストが、アルコールパッチテストだとのこと。
準備するものは、絆創膏と消毒用エタノール。消毒用エタノールとは、エタノールを精製水で80%程度の濃度に調整したもので、ドラッグストアで手軽に入手できます。
テストの手順は、
①まず、消毒用エタノール・絆創膏を用意し、絆創膏のガーゼの部分にエタノールを2,3滴染みこませる。
②それを、上腕部内側に貼る。
③そのまま7分間待ち、7分経ったら絆創膏を剥がす。
絆創膏を剥がした時、エタノールがついた部分が赤くなっていたら、「お酒が全く飲めない体質」。7分後に赤くならなかった人は、絆創膏を剥がしたまま、そこからさらに10分放置。10分後に肌の色を見て、その時に赤くなっていれば「お酒に弱い体質」、赤くなければ「お酒に強い体質」なのだそう。
今までの経験から、下戸ではないだろうとの予測の下、早速消毒用エタノールを購入し、テストをやってみることに。
7分後、絆創膏を剥がすと、予想通り肌に変化はありません。
絆創膏を剥がして10分後。パッと見る限りでは赤くなっていないけれど、目を凝らしてよーく見ると、うーっすら赤くなっている、のか??それともただの絆創膏の痕?
うーん、そこまで弱くはないけどそこまで強くもないってことになるんだろうか?なんか中途半端でスッキリしない結果。それでも、とりあえずアルコール分解酵素はまぁ働いていると分かっただけでもやった甲斐はあったかな。
とりあえず、アルコール分解能力は人並みにあるということが分かったので、今後はお酒をスマートにたしなむ方法を確立すべく、調査を続けたいと思います。