小3の姪っ子の誕生日プレゼントを買いに、とある雑貨屋さんへ行った時のお話。
たまたま妹の家に遊びに行く日が姪っ子の誕生日だったので、文房具でもプレゼントにと思い、何がいいか妹に聞くと、「今マスキングテープが流行ってるみたいで集めてる」ということだったので、妹宅に向かう途中に雑貨屋さんに寄ることに。
雑貨屋といっても、イオンに入っているようなチェーン店で、扱う雑貨も若い子向け。さすがに40過ぎてそういうお店で買うモノもあまりなく、たまに姪っ子と一緒に入る程度の雑貨屋さんですが、一応ポイントカードも持っていました。
そもそも行かないからポイントも貯めるつもりもないのですが、「ポイントカードお持ちですか?」「お作りしてもよろしいですか?」のやりとりが嫌いで(断るのが苦手)、毎回作ってもらうのもアレだし、と思って持っている程度のカード。レジでゴソゴソ探すのもみっともないので、お店に入る前に財布を探し、あらかじめ取り出しやすい位置に入れておきました。念のため有効期限を確認すると、「有効期限はございません」との表示。ヨシ、準備OK!
入店し、陳列してある商品を見ながら、「やっぱりもうこういうモノはいらないなー」と自分の年齢を実感し(チープっていうか、ニセモノ感がもうダメ)、姪っ子のマスキングテープ選びへ。
こういうのって、大人(オバサン)と子どもでは感性が全然違うから、姪っ子の好みにドンピシャなものなんて私には選べないんですよね。昔むかし、おばあちゃんがくれたお土産に、有難いんだけど「これじゃない」感を感じつつ、喜ぶフリをしていたことを思い出しながら、30分くらいかけてマスキングテープをセレクト。でもきっと我が姪っ子も、「これじゃない」って感じるんだろうな。
「子どものプレゼント用に簡単に包んでもらえますか」とレジへ。すると「当店のポイントカードお持ちですか?」と想定通りの問いかけ。ハイハイこれですねありますとも、と用意しておいたカードを出すと、
「あーこれ期限切れてますんでー」
ビリッ!!(私のカード破られてゴミ箱へ)
イヤイヤイヤイヤ、「有効期限はございません」って書いてありましたけど!?それを言うなら「期限が切れた」ではなくて「ポイントカードの制度が変更になりましたので」じゃないの??
最近はスマホのアプリに移行することも多いから、ここもそうなったのかと思いきや、返されたのはスタンプが1つ押された紙製の新ポイントカード。また紙かよっ!
元々スタンプが半分以上押されていたカードを目の前で破られ、渡されたカードを見れば、デカデカと有効期限の欄が。有効期限は1年だそうです。スタンプ15個で500円のお値引き、スタンプ30個で2000円のお値引き、だそうです。フン!
別にね、今まで貯めていたポイントが惜しい訳じゃないんですよ。そりゃ、お店のサービスの一環で発行されてるカードですから、勝手に変更されたって文句なんて言いませんよ。この前だって、ゴールまであともう1ポイントのところで、インドカレー屋さん潰れちゃったし(それはショックだった!)。
それでも、言い方ってもんがあるんじゃない?「今頃こんなカード出されても困る」的な感じでかったるそうに言わなくても良くない?ただちょっと眉をよせて、「変更になったんですよー」くらい言ってくれても良くない?私が去ってからカード破れば良くない??
これがね、10代の子ならそんなに腹も立たないんですよ。まぁ今時の子はそんなもんでしょ、って思えるから。腹が立つのは、それが明らかに私より年上であろう店員さんだったこと!!
思えば、マスキングテープ選んでる時も、他の店舗のスタッフと思われる人と、デカデカと店内に響き渡る声で電話してたなー。大きな声で、「〇〇の棚には××並べますんでー」「□□ちゃんはまだ返品業務やったことないんでー、私教えながらやるんでー、その代わりお時間くださいー」とか、会話の内容丸聞こえだったなー。せっかく店内にインストゥルメンタルの癒しBGMが流れてるのに、低いガラガラ声で雰囲気台無しだったなー。それに、いい歳して語尾伸ばすなよ。
お店の出来事を妹に話したら、「もしかしてメガネかけた背の高い人じゃない?あの人いつも乱暴なんだよ!」とさっそく同意を得られた。2人で「やっぱあの人ダメだよねー!」とひとしきり盛り上がって瑠飲を下げ、その後、学校から帰ってきた姪っ子にプレゼント。
「わぁっ!かわいい!!」
との第一声。それが本心からだったのか、私に気を遣って言ったのか、どっちだったのかは分からなかったけど、喜んでくれたのでオバサンは舞い上がり、購入時のイヤな思いも吹き飛びましたとさ。