今から書くのは、友達Nの話。
5月くらいから、中学時代の同級生TからNに、「飲もうよ」との誘いがちょくちょく入り、TはNが一時期好きになった男だったので、Nは少しばかり心がトキめいたのだけれど、Nには小学校低学年の子どもが2人いるし、ダンナの手前もあつので、私が付添い役となることに。ただ、実際日程を決める段になると、Nと私の都合がなかなか合わず(正直、私の方はあんまり合わせる気もなかったのだけど)、ずっと先延ばしになり、いつしか10月も過ぎていました。
その間、TからNへの誘いのメールは何度もあり、これ以上先延ばしにするのも悪いと思ったNは、私ではなく別の友達Kを誘って3人で会うことにしたそうで、先日、その顛末を聞いてきました。
Tが何度もNを誘ってくるということは、実際に行動に移すかどうかは別として、Nにとっては小さなアバンチュール。それがフタを開けてみれば、何のことはない、Tの目的は保険の勧誘だった、とのこと。Tは3月に転職し、、保険の営業をやっているらしいのです。
勧誘自体はそれほどしつこくはなかったらしいのですが、ちょっとしたアバンチュールのつもりが保険の勧誘となれば気分も上がらず、中学時代の思い出話も「その話前にも聞いたし!」という話ばかりでつまらなかった、とのこと。
Nは憤慨していたけれど、保険の勧誘目的だったと聞いて納得。だから「できれば5月中に会いたいな」とか、やたら期限区切って誘ってきてたのね。私、行かなくて良かった~!
それにしても保険の勧誘って苦手。あと、昔はネットワークビジネスって言うんですか?それによく誘われた。洗剤とかのデモンストレーションを見せられるやつ。そもそも断るのってストレスだし、断ろうとして下手に何か言うと、揚げ足を取られて言いくるめられそうになったりするのよね。赤の他人に営業されるのもイヤなのに、知り合いだと今後の関係を考えちゃって、余計にどうしていいか分からなくなる。
昔勤めていた会社の先輩が保険会社に転職して、それまで一度だって飲みに連れていってくれるようなことなんてなかったのに、辞めてから急に何度も電話をかけてきて、「とにかく話だけ聞いて」としつこく言われた時はイヤだったな~。最後は着信も無視しちゃったもんな。
Nのアバンチュール勘違い話を聞く分には面白かったけれど、Nに「次はアナタに来るわよ、絶対!」と脅されて、まだ連絡も来ていないのに、どうやって断ろうかとシミュレーションを繰り返している今日この頃です。