カビにカビンって……スミマセン…
先日の健康診断で受けたアレルギー検査で、「アルテルナリア」というカビにもアレルギー反応が出ることが判明しました。
アルテルナリアとは、ススカビのこと。ススカビは家の中の高湿度な場所に発生しやすく、キッチンや浴室、洗面、排水口、エアコンなどが要注意とのこと。もう家中じゃん…。
カビにアレルギー反応を示すことが分かってから、やたらアルコールスプレーや泡ハイターをシュッシュしています。
反応が出るのはススカビだけとはいえ、カビを見てそれが黒カビなのかススカビなのか、いまいち判断がつきません。それに、他のカビにアレルギー反応がないとは言え、見つけてしまえばそれが何カビだろうが関係なく気持ち悪いので、「ススカビ以外は生えててOK」ということにもなりません。
改めて見回すと、今までキレイだと思っていた浴室の壁タイルの目地に、ごくごく小さなポツポツが発生していたりして、もはや家中がカビだらけのように思えてきます。実際のところ、アレルギーといっても、今までこれといった自覚症状もなく平気だったのに、今は必要以上に気になってしまい、目に見えない敵とひとりサバゲー状態。
先日は、観葉植物の土にうっすらと白カビが発生!
とりあえずアルコールスプレーを何度かぶっ掛けて、表面の土を取り除きましたが、ヤツらはしぶといので、おそらくいたちごっこになると思われます。
室内の彩りのために緑は置きたいし、カビは嫌だし。どうすりゃいいんだよ?
とりあえず室内用の鉢の土は、セラミスグラニューにしようかと思っています。セラミスグラニューは、室内用に改良された人工用土で粘土を高温で焼いて作られている土で、少々お高めですが、多孔質で保水性があり、無菌無臭。虫なども発生しにくいとか。
いくらセラミスグラニューが無菌とはいえ、そこに水と栄養分を与えて適温にすればカビが生える条件は揃ってしまう訳ですが、おそらく有機物たっぷりの土よりはマシだと思うし、セラミスグラニューはカビが生えても洗って使えるとのことなので、思い切って植え替えようかと。
あと、アルコールスプレーについても見直すことにしました。
以前、イオンのアルコール除菌スプレーを愛用していると書きましたが、これ、生えてしまったカビにはあまり効かないことが判明。カビを退治するには、アルコール除菌スプレーとして売られている商品ではアルコール濃度が低すぎるようです。
アルコール除菌スプレーがカビに効かないな、と感じたのは、植物の鉢の白カビに吹きかけた時。吹きかけた時は良かったのに、すぐ復活していました。カビを根絶するには、アルコール濃度が80%ほど必要とのことですが、アルコール除菌スプレーとして売られているものの濃度は、50%前後なんだって。
そこで、ドラッグストアで消毒用エタノールIPを購入。消毒用エタノールには、名前の末尾に「IP」とつくものとつかないものがあって、「IP」とついたものの方がお安い。
調べてみると、どちらもエタノール濃度は76.9~81.4%で、殺菌力は変わらないけれど、「IP」とついた方には添加物としてイソプロパノールが含まれており、イソプロパノールが含まれることにより酒税がかからないため、消毒用エタノールよりも安く買えるんだそう。だったら迷わず「IP」です。
消毒用エタノールIPをスプレーボトルに入れ、発生してしまったカビにはこちらを吹きかけることにしました。イオンの方はこれまで通り、ハッカ油を入れてエアーフレッシュナーや日常の掃除に使い、カビが疑われる場所には高濃度なスプレーを使うという、両刀使いで行こうと思います。
これで少しでもカビの発生を抑えられればいいのですが。