腸内改善活動の一環として、カスピ海ヨーグルトを作り、食べ始めた私。すぐブームに踊らされてしまうのはお恥ずかしい限りですが、40を超えると身体の衰えを痛感する日々で、「身体にいい」「病気にならない」「若さを保つ」というフレーズに、やたら反応してしまうのもまた事実。20代だった頃は、みのもんたに乗せられていろんな健康法に飛びついていた母親を、「バッカじゃないの」と冷めた目で見ていたことを思い出しながら、「あの頃はごめん」と心の中で母に謝っております。
で、カスピ海ヨーグルトで腸内環境が良くなったかどうかの目安としているのがお通じなんですが、私は元々割と良い方なので、何というのか、劇的な変化が訪れない。と言うより、こんな事言いたくないんだけど、実はむしろ出にくくなってるのかも…。ちゃんと出るんだけど、ツルンという状態で出なくなったというか。
摂取する乳酸菌の種類が変わって腸内細菌のバランスが安定しないせいかな?とも思ったのですが、2週間を過ぎてもツルンは訪れず、カチカチが続く。もしかして、カスピ海ヨーグルトは私の身体に合わないのか!? その可能性は否定できない。でも、室温で作れるのはカスピ海ヨーグルトだけだから、何とか身体に合っていて欲しいところなんだけどなぁ…。そもそも乳酸菌はヨーグルト以外のモノからも摂取しているし、お通じに関しては生理周期や心身の状態によっても左右されるから、原因を突き止めることができないのが痛いところです。
スーパーでグリコのカスピ海ヨーグルトを見つけたので、試しにこちらを食べてみると、次の日のトイレで、「少しツルンが戻った?」というわずかながらの手ごたえが。
どうやら同じカスピ海ヨーグルトでも、フジッコのものは【クレモリス菌FC株】と【アセドバクター菌FC株】、一方のグリコは【クレモリス菌GCL1176】という菌が使われているらしく、それぞれ腸内環境に合う合わないがあるのかもしれません。
ただ、グリコのカスピ海ヨーグルトは、自宅で植え継ぎができない旨がパッケージに記載されているので、植え継ぎは自己責任。私はダメ元でやってみたら、ちゃんと美味しく出来たのですが、三代目の育成にチャレンジしたことはなく、市販のものを一回だけ植え継ぎするに留めています。まぁ、いつでもスーパーで買えるのですから、長く植え継ぎをする必要もないのですが。
今は1リットルの牛乳を買ってきたらそれを半分ずつ、フジッコ由来とグリコ由来のカスピ海ヨーグルトを作って、自分の腸にはどっちの菌が合うのか実験中。やっぱりグリコを食べた時の方が心なしか調子が良さそうなんだけど、せっかく今まで植え継ぎしてきたフジッコをやめるのもなんか惜しい気がして、グリコに完全移行する踏ん切りもつかないところ。まぁ、フジッコの方は、植え継ぎ開始から1か月が経ったので、そろそろ菌の替え時。自分に合うヨーグルトを探す旅に出るのにはちょうどいいのかもしれません。もう少し確信が持てるまで、いろいろ試して様子を見てみたいと思います。