パスタを茹でる時の時短裏ワザ、知ってますか?
パスタを1~2時間ほど水に浸けておくと、茹で時間が大幅に短縮でき、わずか1分ほど茹でるだけでアルデンテのパスタになるのです。しかも、茹でる時に大量のお湯は必要なし!パスタが被る程度の小なべで充分なのです。さらに、水に浸けておく時間が長くなっても大丈夫。だから、「今夜はパスタが食べたいなぁ」と思ったら、朝、水に浸けておいてもいいのです。
数年前にテレビでこの裏ワザを知ってから、パスタはいつもこの方法で茹でています。人によっては美味しくないと言う人もいるけれど、私には正直そこまでの味の違いは全く分かりません。
ちゃんとパスタを作ろうと思うと、茹で上がりを見計らいながらタイミング良くソースを作るのが面倒だし、レトルトを温めてパパッと食べたい時には、麺を茹でるのに10分以上かかるのはまどろっこしい。でも、この時短ワザを知ってからはどちらも本当に手軽になりました。
ところが先日、この時短レシピで大失敗。ただパスタを水に浸けるだけなのに、何を失敗することがあるのか、と思ったら、早ゆで用のパスタを使ってしまっていたのでした。
パスタを選ぶ時は、麺の太さ重視(太めが好き)なので、買い物時に1.8mmの表示だけを見て買ってしまい、「早ゆで」の表示を見落としていました。そしてさらに、袋を開ける時にも気付かなかったのです。その商品の一番のウリである“早ゆで4分”が、2度とも全く目に入っていなかったのでした。ナゼ?
使ったのは、「マ・マー早ゆで4分スパゲティ」。麺に独自の切り込みを入れることで、ゆで時間を半分以下に短縮できるということで、1.4mmのパスタなら2分、1.8mmの太めのパスタでも4分で茹で上がるとのこと。
その独自の切り込みが、水分をグングン吸収したのでしょう。1時間ほど水に浸しただけなのに、麺はふやけて倍ほどの太さになり、トングで持つと麺が切れてしまうほどで、茹でる前から失敗を確信する有様でした。
かといって捨てるわけにもいかず、当初の予定通り明太子パスタに。
茹でてお湯を切り、明太子とバター、しょうゆで和えるうちに、麺がどんどんとダンゴ状になり、ベッチャリとした歯触りは、悲しくなるほど不味かったです。
なので皆さん、「早ゆでパスタ」をご購入の際は、間違っても時短ワザをやらないようにお気をつけ下さいね。まぁ、3~4分で茹であがるパスタなら、わざわざ裏ワザを使う必要もないですが。
後日、正規の方法でパスタを茹でてみたら、ホントに4分でアルデンテに。オイルベースにエリンギとパセリをたっぷり入れて、美味しく頂きました。