1人暮らしを始めて以後、サバ缶を頻繁に食べています。
サバ缶って安価な割にボリュームがあるし、魚料理をめったにしない私にとっては手っ取り早く魚が食べられるし、何といっても常温で長期間保存できるのが本当にありがたい。しかも悪玉コレステロールを下げてくれる効果もあるなんて、言うことなし!
最近では、サバ缶を密閉容器に移し、お弁当のおかずとして持って行くという荒技も。我ながら、女子力ゼロどころかマイナスのどうしようもないズボラ女だとは思いますが、この手軽さはやめられない。
ただ、問題は、サバはニオイがキツイこと。でも昼食時はみんな外に食べに出掛けて事務所には私1人だし、食後は窓を開け換気するし、消臭スプレーを振りかけてニオイ対策はしてるから、多分、迷惑はかけていないのではないかと。
もうひとつ困るのは、密閉容器にサバのニオイが染みついてしまうこと。
さすがに缶ごと持っていくのはアレだし、事務所で缶の後始末もできないので、プラスチック製の密閉容器に詰め替えて持っていくのですが、その容器、洗ってもニオイが取れないのです。
洗剤を多めにして、濃い泡の状態で念入りに洗っても、うっすらニオイが残ってしまう。仕方がないので漂白剤に浸けたり、アルコールスプレーをかけたりして、やっとニオイが気にならなくなるという具合。
これまで食器用洗剤に何の思い入れもなく、買う時は一番割安になっているものを選んでいたのですが(たいていキュキュットかジョイ)、サバをきっかけに、食器用洗剤のことが気になるようになりました。
で、最近初めて知ったことがあって。
キュキュットって、原液をスポンジにつけて使うのではないんですね!
今までずっと原液を直接スポンジにつけて使っていました。
キュキュットHPでは、下のように書いてあります。
―以下引用―
<野菜・果物・食器・調理用具の洗浄>
水1Lに対して0.75ml(料理用小さじ1杯は約5ml)
<スポンジの除菌>
スポンジをよく絞り、約8mlの原液をつけ、まんべんなく浸透させ次に使用するまで置いておく。
<まな板の除菌>
一度洗ったまな板の水分をふきとり、原液約8mlをまんべんなく塗布し、約20分間放置後水で洗い流す。
(全ての菌を除菌するわけではありません)
●水にうすめると白く濁ることがありますが、品質には問題ありません。
―引用ここまで―
つまりキュキュットで食器を洗う際は、洗剤を水に溶かし、つけ置き洗いをするのが基本、らしい。今まで原液を直接スポンジにつけてたわ。ウチにはつけ置きができるサイズの洗い桶はないから、正しい使い方はできないなぁ。
一方、ジョイの方は、
―以下引用―
スポンジに1~3ml食器用洗剤をつけて泡立てます。スポンジはあらかじめ湿らせておくと泡立ちが良くなります。
よく泡立てないまま食器を洗ってしまうと、しっかりと汚れが落とせなかったり、洗い終わった食器に洗剤が残ったりすることがあります。
洗剤を直接食器につけるのはNG。泡立つまでに時間がかかるだけでなく、すすぐ際に水の量が増えてしまうので、経済的にも非効率です。食器用洗剤は薄めずにそのまま使いましょう。薄めると、元来の効力が発揮できなかったり、ボトルで薄めて長時間おくと、製品の安定性などに影響する恐れがあります。
―引用ここまで―
こちらはスポンジに原液をつけるスタイル。
って言うか洗剤ってそんなに少なくていいんだ。
私は1回につき5mlは絶対いっちゃってるし、何度も継ぎ足してしまうから、明らかにつけ過ぎだわ。
洗剤の使い方と量については説明通りではなく恐縮ですが、キュキュットとジョイ、原液を直接スポンジにつけて洗うスタイルにおいては、サバのニオイは、ジョイの方が消えるような気がします。あくまで私の主観ですが。
ジョイでもニオイが完全に消える訳ではなく、鼻を近づけてクンクンしたら、遠くの方にかすかにサバを感じるっていう程度は残ります。でも感覚としては「ぜんっぜん洗えてないじゃん!」から「まぁこれくらいは仕方ないか」くらいになり、腹立たしさは軽減しました。
でもニオイが落ちる分、ジョイの方が手は荒れるかも。それだけ油汚れに強いからなのしょうが、ジョイを使ってから手のガサつきが気になる気がします。
どれも同じでしょ、と思ってるものでも、意識して比較すると結構違いは分かるものなんですね。ついつい安さに魅かれがちですが、自分なりに基準を作って、いろいろ比較して、ベスト1を探すのも面白いかもしれません。
今度また別の洗剤を試してみようかな。