ただ今、「米を食べようキャンペーン」実施中のイエハラ。三日坊主の私にしては続いています。とは言ってもそれほどストイックなものではなく、3食中2食はお米を主食にしようよ、程度のゆるーいキャンペーンですが。気付けば最近、麺やパンばかり食べていたので、まずはお米の割合を増やすところから。
御飯を食べる時には必ず汁物がないと気が済まない性分で、何かとバタバタする朝には即席みそ汁にお世話になっています。夕食の際にみそ汁を作る時は翌朝の分も一緒に作っておくのですが、そうじゃない場合はもっぱらインスタント。インスタント独特の味もそれはそれで好きだし、しじみ汁なんかは、その機能性もうれしい。
最近はインスタントでもみそのタイプや具にいろんなバリエーションが揃っていて、フリーズドライのものは自分で作るよりよっぽど贅沢で美味しいと思っているのですが、私が朝のみそ汁でいちばんこだわっているのは、実は味じゃないんです。
私が一番こだわりたいポイントは、取り出しやすさ。朝はただでさえバタバタしてしまうので、みそと具それぞれを袋から出すだけでさえ、まどろっこしくてイライラするのです。
いつも10食入りのお得用を買うのですが、感心するのは永谷園。袋の中にはみそと具が交互に入れられていて、隣り合う2つの袋を取ればみそと具がいっぺんに取り出せる。具の袋は側面のどこからでも開封可能、みその袋もみそを絞り出しやすい形状。まさに私の理想とする取り出しやすさ!
いつも永谷園ばかりを買っているわけではないのですが、安さに釣られて別のメーカーを買うと、みそが5連くらいにつながっていながら切り離しにくい袋だったりして、破れてみそが出てしまったりするんですよね。永谷園より具がたくさん入っていたり、安いのは有難いんだけど、最後の最後で「…んもうっ!これヤダ!」になっちゃう。
ホントに些細なことなのですが、私にとってこの差は結構大きい。
こんなこと威張って言うのも(そもそもこの話題を「料理」のカテゴリーに入れるのも)おかしな話ですが、人は何のためにインスタントを使うのか、という基本的なところをしっかりと踏まえて、手軽さに徹してくれているところがたまらない。もちろん、手軽さよりも味だったり機能性だったりを優先して展開している商品もあるんでしょうが、きっとどの商品もコンセプトをしっかり固めて作っておられるんだろうなぁ、と勝手に想像しています。
あ、もちろん味も美味しいですよ。味も含めて一番好きです。