自力でウィルス性イボをやっつけろ!―お灸も試してみる―

ウィルス性だと思われるイボに、エッセンシャルオイルのティートゥリーがいい、という説があるのを知ったのと同時に、イボにお灸を据えるといいという説があることも知るところとなり、これも試さずにはいられなくなった。

ティートゥリーと同じく、お灸も以前ハマったことがある。

数年前、滋賀県長浜の黒壁スクエアに行った時のこと。友人たちは、ガラス細工のお店に夢中になっていた。ガラスで作った小さな動物の置物に目をキラキラさせ、「どの子を連れて帰ろう?」とキャッキャと迷っていた。

あいにく私にはそういったモノを愛でる趣味はない。ガラス細工の置物はお店にズラッと並べて飾られているからキレイなのであり、その1つを自宅に持ち帰ったところで、お店で見た時の感動は得られないと思っている。お店では照明が当てられ、ガラスの棚に並べられているからキレイなのであって、場所が変わればタダのガラクタ・・・。とは口が裂けても言わないけれど、そう思っている。

集合時間を決め、ブラブラと何を見るでもなく歩いていると、せんねん灸のアンテナショップを見つけた。若い人でも入りやすいよう(私は若くはないけど)、明るい店内にはヨモギ茶の試飲があったりして、つられて入店。そこで、愛想の良い男の店員さんに、お灸を試してみてはいかが?と誘われ、気付けば手の甲に灸を乗せていた。

お灸を据えるのは初めてだったけれど、昔から身体のツボには興味があり、自己流で足裏や手のツボを揉み、その効果も感じていたので、お灸にもすぐにハマった。火がついたものを直接肌に乗せるのは少し怖かったけれど、熱くも痛くもなく、キューッとする感じが効きそうで、面白かった。

アロマの香りのお灸や火をつかわないお灸など、たくさんの試供品を貰い(イメージキャラクターの演歌歌手のCDまで貰った、)自分では棒温灸のセットを購入した。棒温灸とは、棒状の葉巻みたいなお灸に火をつけて、それをツボに近づけた状態で温めるタイプのもの。今となってはなぜそれを選んだのか忘れてしまったけれど、おそらく店員さんに「本格的なのはコレ」的なことを言われてその気になったんだと思う。

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棒温灸は広範囲を温められるのは良いのだが、何せ煙がスゴイ。煙感知器には反応しないらしいけれど、換気扇を回していてもニオイが部屋に充満してしまうし、身体にも付いてしまう。結局あまり出番がなく、せんねん灸のレギュラータイプに落ち着いた。これも煙は出るけれど、棒温灸よりは少ない。

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熱さの後に心なしかスッキリ感があるような気がして、足のむくみが辛い時には「足三里」と「三陰交」、肩こりが気になる時は「合谷」と「手三里」など、1人で貼れるツボを選んで(背中は手が届かないし、目が届かない場所はコワイ。これが1人暮らしのツライところ)、一時期はほぼ毎晩やっていたのだけれど、そういえば最近やってなかったな。

 

イボにお灸を据える方法としてネットで見かけるのは、昔ながらのもぐさを使ったお灸が多かったのだけれど、それは手間がかかりそうだし、火傷しそうでコワイ。中にはせんねん灸を使っている人もいたので、私も今あるせんねん灸を使って、ダメ元覚悟で試みることにした。

就寝前、イボの上に火をつけたせんねん灸を貼る。火が消えて刺激を感じなくなったら外し、新たに火をつけたお灸を貼る。不思議とイボの上では熱さは全く感じず、1度だけでは物足りないので、3回ほど繰り返す。しばらくしたら、ティートゥリーを塗って寝る。

3日間こんな具合でやっていたら、だんだんとイボが変色してきた。茶色がかった色になり、硬くなったような気がする。見た目はすこぶる悪いけれど、変化がないよりは変化があった方が面白い。

これがいい変化なのか、悪い変化なのかは分からないけれど、痛くも痒くもないし、化膿してもいないので、これからはティートゥリーとお灸の二本立てで行くつもり。どっちが効くか、ちゃんと見極めるためには、片方ずつ試すのがいいんだろうけど、どっちも早く試してみたくてガマンできなかった!

それにしても、イボでお灸を思い出すことになろうとは。またお灸にハマりそうな予感。