タマゴは完全食!ズボラ流、楽々ゆでタマゴの作り方

日曜日朝のTV番組、『健康カプセル ゲンキの時間』で、タマゴについてやっていた。

タマゴはアミノ酸組成が良く、肉や魚に比べて効率よくタンパク質が摂取でき、さらにビタミン、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの五大栄養素がバランス良く摂れる完全栄養食だと。「コレステロールが高いから1日1個まで」という説も今は昔、食物由来で生成されるコレステロールは全体の約2割でそれほど影響はなく、たとえ摂り過ぎても身体で生成されるコレステロールで調整され、全体量は一定に保たれるから、それほど個数を気にしなくてもいいんだって。

この番組の内容については、「そうなんだ!」というよりは、「そうですよねぇ~!」といった感じ。と言うのも、ここ1年ばかりタマゴには大変お世話になっていて、その効果も感じているから。

1年ほど前、いわゆる糖質制限ダイエットに傾倒したことがあった。結果から申し上げれば、少しはスッキリして効果を感じたものの(1~2キロ、誤差の範囲ですね)、体重はそれ以上ウンともスンとも動かず、中断したらリバウンド。糖質制限の効果を感じたと言えば感じたものの、相変わらずダメダメな結果に。

まぁ、完全に糖質をシャットダウンするのも実際問題難しく、他人に心配されたり、異議を唱えられたりしない程度(これが超めんどくさい)の制限だったから仕方ないのですが。

それでも、昼食に糖質を減らすことで、食後眠気に襲われず、満腹になっても身体が重く感じないのは気に入って、以後昼食は野菜とタンパク質をたっぷり、炭水化物は最後にちょっとだけ食べる、というのは続けています。

その時からお世話になっているのが、タマゴ。それまでランチは外食で済ませていたのを、家からお弁当を持参するようになったのですが、何せ超ズボラな性格ゆえ、凝った弁当なんて出来やしません。毎日野菜を適当に切った「気まぐれサラダ風」なものと、お肉を適当に焼いたもの、ゆでタマゴを2個。あとはゴハンを少し。とてもお弁当とは言えない代物を携えて出勤しております。

1つの箱に詰めるのは面倒だから、それぞれを別の容器に詰めるので、大荷物になるのですが、電車通勤じゃないから問題なし。会社に着いたら冷蔵庫へ、食べる時は肉をチンして、即席お味噌汁をつければ、それなりに定食っぽいランチの出来上がり。

手間をかけないのが第一のズボラ弁当、ここで書いてても恥ずかしいですが、時には野菜を切らずに丸ごと持参し、給湯室でカットすることも。どこまでズボラやねん。でも、事務所ではほとんどいつも1人だから、白い目で見られることもないのです。

そんなズボラ弁当に欠かせないのがゆでタマゴ。といっても私は茹でずに作ります。その方が短時間で作れるし、ガス代の節約になるし、茹でるよりも出来上がりの黄身の色が美しい!

 

ズボラ流、簡単ゆでタマゴの作り方(半熟の場合)

①冷蔵庫からタマゴ2個を取り出す

②フライパンにタマゴを入れ、水を大さじ3杯入れる

③フライパンにフタをする

④ガスに火をつけ、加熱する

⑤水が無くなるタイミングで火を消す

⑥そのままの状態で7分間

⑦7分経ったら冷水で冷やす

以上。

コレ、もともとは〈ためしてガッテン〉で紹介されていたレシピで、確か「タマゴを常温に戻して」とか「最初は強火で、〇分後は弱火で」みたいなデリケートなレシピだったと思うのですが、そんな面倒なことやってられない!ということで、ズボラ流にアレンジ。いつも2個で作っていますが、3個でも4個でもできると思う、多分。

火を消すタイミングは、時計代わりにつけているテレビの時刻表示を見て、半熟にしたい時は7分、固めにしたいときは9分放置。他の事をやっているうちに時間が経って固ゆでになっちゃった、ということも多々ありますが、常温に戻さなくても火加減を調整しなくても、今のところ失敗もなく、うまい具合に黄身の色の鮮やかなゆでタマゴができております。

この方法だと、最初にお湯を沸騰させなくてもいいし、火を点けているのは3分程度だし、放置しておけばできるから、忙しい朝にはいいこと尽くめ。どんなタマゴ料理よりも簡単だから、私はゆでタマゴ一辺倒。でも美味しいから、飽きない。

意識的にタンパク質を摂り始めてから、明らかに爪の状態が良くなったのと、肌のカサカサが軽減したのと、髪が伸びるスピードが速くなったような気がしています(髪が伸びるのは別にメリットじゃないか?)。これも、簡単にお安くタンパク質が摂れるタマゴのおかげだと思っています。ちなみにカネスエでは10個で税抜135円、2個食べても30円以下!ありがたい!

値段的にも手間的にも、気軽にタンパク質を摂るなら、フライパンゆでタマゴがオススメです。