数年ぶりに、腕時計の電池交換をしました

今どきはスマホに時計がついてるし、仕事はほとんど社内でデスクワークだし、外出する時は車に乗るので、ここ10年以上、腕時計をしない生活をしています。

腕時計がなくても、ほとんど不便を感じることはないけれど、まれに不便を感じることもあって。

たまの女子会や飲み会の時、あからさまにスマホを取り出して時刻を確認するのは、早く帰りたいみたいで感じ悪い。逆に私が時間を忘れて喋り過ぎて、友達に迷惑をかけてしまったこともあります。

姪っ子の通うスポーツクラブのスキー合宿に、昔取った杵柄で同行した際、スキー場でいちいちスマホを取り出すのは面倒だと思い、サービスエリアで安い腕時計を買おうとしたことがあったのですが、売店にもコンビニにも、腕時計は売っておらず。スキー場でいちいちグローブを外してスマホを取り出して時刻を確認するのは、とても面倒でした。今どきはウェアラブルなんちゃらっていうのを付けるんでしょうけど。

「あ、今日時計していこう!」と思った時には、全ての時計が電池切れになっている状態で、こういうところが我ながらズボラなんですよねー。

ということで、ようやく重い腰をあげて電池交換をすることに。実家の近所の時計店で交換してもらうことにしました。

一度に6本持っていったので、どのくらい待たされるんだろうと尋ねると、時計屋のおじさん、「こんなコト言っちゃ申し訳ないけど、そんなに高い時計はないから、時間かからないと思うよ」だって。エエそうですとも、安物しか持ってないですとも。100万単位の時計もザラにある世界で、私が持ってるのは高くてもせいぜい数万円の時計ですよ。でもね、私にとっては大事な時計なんですよ。ずっとほったらかしにしてましたけど。ずっと存在忘れてましたけど。ま、時間かからないならなるべく早くやっちゃってくださいお願いします。

安物でも外国製のものはきっちりと外国製の料金を取られ、6本で計8,000円余りを支払って私の時計は動き始めた。

おじさんに「これって使ってました?」と聞かれ、いやいや普段使ってるなら一度に6本持ってこないでしょ、と思いながら「いえ、ずっと電池切れのまま放置してました」と言うと、「電池を入れっぱなしにしておくと、水銀なんかが漏れちゃって時計がイカれちゃうから、ちゃんと動かしておくか、動かさないなら電池を外しておいた方がいいですよ」とのご忠告。「これからは使います!動かしますから!」とおじさんに誓ってお店を後に。

さっそく次の日から腕時計をして出勤。久しぶりだけど、懐かしい感覚。ラフな服装ながら、腕時計をしているだけで気持ちがシャキッとしていい感じだし、袖からチラッと革のベルトが見えると、なんか仕事してるって感じじゃん?なんて。これからは毎日腕時計をするようにしようかしら。こうやって、自分で自分をアゲてくことって大事なんだよな。

と思い、それから3日は忘れず時計をして行ったのですが、すでに今日は腕時計をつけ忘れ、特に不便もなく一日が終了。ホント、我ながらズボラというか三日坊主というか。でも、これからはなるべく腕時計、したいと思います。